マレーシア/クアラルンプール民泊の探し方と注意点 【悪いオーナーの見分け方】

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マレーシア・クアラルンプールで親子留学や移住の下見、長めのバカンス等でホテルではなく、コスパのいい民泊を滞在先として考えておられる方も多いのではないでしょうか。

この記事では私が夏休み親子留学の間にエリアの異なる5つの民泊に実際に滞在した経験から、クアラルンプールでの民泊選びのコツと体験レビュー、注意点をお伝えします!民泊滞在予定の方はぜひ参考にしてみてくださいね!

マレーシアの民泊の探し方

Airbnbだけでなく、Booking.comやAgodaなどのホテル予約サイトも使う

民泊といえば、Airbnbで探す方が多いと思いますが、最近はBooking.comやAgodaなどのホテル予約サイトにもコンドミニアムを短期で貸す民泊物件が掲載されています。

私は主にBooking.comを利用していますが、例えば2週間で検索すると自動的に「長期滞在向けの厳選宿」が優先的に表示されます。

上位に出てくるのは全てホテルではなく、コンドミニアムです。

Screenshot

あるいはもう少し短期の滞在でも、宿泊施設タイプで「アパートメント」を選択すると同じものが出てきます。

画像:Booking.com

ホテル予約サイトAirbnbの比較 どっちがお得?

1週間から2週間の滞在であれば、ホテル予約サイトを利用する方がコストパフォーマンスが良いことがあります。予約サイトの会員特典を活用することで、さらにお得に滞在できることもあります。

例えば7月の2週間で人数2人で検索してみると、Booking.comでは合計金額7、8万円のところが多いですが、Airbnbでも同じくらいです。(評価4.8以上で検索)

ホテル予約サイトの会員レベルが高くて割引率が高いなら違いがないかそちらの方が安くなる可能性もあります。(私はKL滞在でBooking.comの会員レベルが一段階上がり、10%引きから15%引き、無料客室アップグレードの特典が得られるようになりました)

ただし1ヶ月以上の長期滞在ならAirbnbは月割りがあるので、お得になります

部屋によっては半額になるところもあります!

 

・クアラルンプールでの1週間から2週間の長期滞在には、ホテル予約サイトの会員特典を利用した民泊滞在がお得!
・1ヶ月以上の長期ならAirbnbの月割り利用がお得!

マレーシアの民泊の特徴

民泊の部屋

これは国によらないですが、民泊はコンドミニアムやアパートの1室を購入したオーナーが、ビジネスとして貸し出しているものと、宿泊業を営んでいる企業がまとめて貸し出しているものがあります。

一般的に企業が運営している方がコミュニケーションや手配がスムーズで、個人オーナーの場合は人によりますが、民泊サイトで選ぶ際にそれを見極めるのは困難です。

オーナーの民族によって使用言語が異なる

マレーシアは主にマレー系、中華系、インド系の3つの民族が暮らしていますので、オーナーも民族によって使用言語に英語以外に中国語が使える場合もあります。

民泊使用言語

Booking.comやAgodaなどのホテルサイトで予約し、支払いが現地払いの場合
現金のみ受付のことがある

通常予約サイトで予約するとクレジットカード決済になりますが、中には「事前に支払い不要、現地払い」と書いてあるところがあり、オーナーによって現地で現金での支払いを求められることがあります。私が1ヶ月滞在したQuill Suits KLCCは現金払いで、1ヶ月分なのでATMで大金を下ろす必要がありました。現地払いの場合は注意が必要です。

現地払いの場合に追加料金が発生することがある

ホテル予約サイトに掲載されている料金は税抜きなので、実際には税金8%、サービス料15%が加えられます。最初に1週間予約した時は、予約サイト表示金額1343RM(マレーリンギット)だったのが、実際の支払いは1,732RMになりました。

※Airbnbでは予約時に決済が完了するので、追加料金はありません。

チェックインは到着時にロビーでオーナーを待ち合わせの場合と、セルフチェックインのどちらもある

IT化が進んでいる中国でも多くの民泊に滞在してきましたが、全てオーナーと顔を合わせないセルフチェックインでした。しかしクアラルンプールではオーナーとロビーで待ち合わせるパターンが5つのうち2つありました。

マレーシアの建物は電気系統が弱い

10年前にペナンに住んでいた時も同じでしたが、マレーシアは電気系統が弱いです。特に浴室のシャワーのお湯は電気によって水を温めるシステムになっていますが、壊れやすく、今回2つの民泊で滞在初期にシャワーの温水が出なくなり修理するという事態になりました。

シャワー中に感電する事故もたまに発生しているマレーシアなので、浴室の温水システムの故障は非常に怖いです。入浴10分ほど前に温水スイッチをオンにして、上がったらオフにする必要があります。

他にはコンセントの設置がしっかりしていないことも多々あり、使えないコンセントがあったりします。

清掃代を別途請求される場合がある

これも中国では一度もなかったんですが、マレーシアでは1ヶ月の長期滞在の場合でも、清掃がサービスになっておらず、清掃を希望するならオーナーに連絡して別途支払う必要がある場合があります。私が滞在した5つの民泊のうち2つがそうでした。

私は1週間に一度の清掃をお願いして、1つは1回60RM、もう1つは100RMでした。100の方は半分は管理会社に支払うと言ってました…

宿泊代が高めの民泊は清掃代は請求されず、安めのところで請求されたので、安めのところは清掃代など細かいところを差し引いて宿泊費は安いように見せているということなのかな、と思いました。

たちの悪いオーナーの見分け方:まれに不愉快なオーナーがいるので要注意!

悪質なオーナー

民泊運営者は概ねいい人で問題ありませんが、まれに、運悪く不愉快な思いをさせられるオーナーに当たってしまうことがあります。

例えば、なんでもゲストのせいにする、チェックインなどの時間を守らない、修理等にすぐに対応しない、などです。

私は今回ブキットビンタンに程近いけれど値段が安めの民泊に滞在した際、このような中華系オーナーに当たってしまいました。

  • チェックイン時間通りに入室させてくれず1時間待たされた。理由は前のゲストがチェックアウト時間を守らず連絡も取れなかったから。(そんなことあるの?ゲストのせいにしてる…)
  • 浴室の温水システムと電気系統が壊れてシャワーが使えなくなり、修理が必要になったが3日後と言われ、その間プールの冷水シャワーを利用すればいいと言われた。(そのオーナーは他にも部屋を持っていたからそれを使わせてくれたらいいのに!と後で知った)
  • 全てにおいてものすごく話が長くて言い訳が多かった
  • レビューは良くしろと圧をかけられた

このような不愉快な対応をされたらせっかくお金を払って滞在しているのに、台無しですよね!

他にもAirbnbのレビューなどに、「オーナーは詐欺師だった」「非常に不愉快な滞在」「オーナーが話が通じない」など書いているものも見られます。本当に稀なんですが、このようなオーナーも確かに存在します。

そこで私の経験から、なるべく悪質なオーナーに当たらないようにする見極めポイントをご提案します!

【Airbnb必須】ホスピタリティに欠けるオーナーかどうかの見極めポイント

  • プロフィール画像に騙されない!
    プロフィール画像

    Airbnbではオーナーもゲストも顔がはっきりわかる写真をプロフィールに掲載することが要求されていますが、写真がいい人そうでもそれで選ばないほうがいいです。例えば女性の写真でもそれは奥様で実際のゲスト対応は旦那さんがしたり、家族3人の写真が掲載されていてもゲスト対応は旦那さんだけだったりということがよくあります。
  • レビューを必ず読む
    レビュー

    予約サイトのレビューは必ず読みます。コメントが「Good」の一言だったとしても星が満点じゃない場合は何かしら不満があったということです。さらに悪いレビューに対するオーナーの返信を読むと完全にそのオーナーの人柄が分かります。
    5点満点で4.5以下は避けたほうがいいと思います。
  • 予約する前に何でもいいので質問してみる
    質問画像

    Airbnbで予約する場合は、予約する前にオーナーに簡単な質問をしてみるのがいいです。例えば「エレベーターはありますか」「チェックイン時間の前に荷物だけ預けることはできますか」などです。それに対する返信でオーナーの人柄やホスピタリティを少し判断することができます。

Airbnbはコスパの良い長期滞在向けの民泊が簡単に見つかるのが便利ですが、個人オーナーと直接やり取りしなければならないため、ホテルよりもトラブルが発生しやすい側面もあります。

海外であれば、日本式を押し付けずに妥協、包容することも必要です。時間にルーズだったり備品が揃っていなかったり設備が壊れたりは海外あるあるということで、大目にみるのも大事ですね。

何でも我慢するのもダメですが、オーナーと喧嘩してしまったらそれこそ不愉快な滞在になってしまいますので、言うべきところはしっかり言いつつも、ゆったりいきましょう!

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