中国の世界遺産兵馬俑 西安市内の行き方と入場券の購入方法【2023年】

中国旅行

今年の中国労働節(日本のGWに当たる)の連休は大学が休みを短縮したために週末合わせてたったの3日でしたが、コロナ制限の一切ない久々の連休ということで学生2人と一緒に西安へ行ってきました。

初日は兵馬俑へ行くことにしたのですが、予約するのが遅かったためにちょっとあたふたしたので
これから個人旅行で訪れる方のために効率の良い行き方を書いておきます。

西安市内から兵馬俑(秦始皇帝陵博物館)への行き方

直通バスでの行き方

市街地から兵馬俑までは車で1時間ちょっとかかります。

地下鉄と市バスを乗り継いで行く方法もありますが1時間半から2時間かかるし、混雑していて疲れること間違いなしです。この方法で行く場合は地図アプリでルートを検索できます。

直通バスチケットの購入方法

私は直通バスのチケットをCtripで購入しました。直通バスのチケットは旅行アプリ以外にも街中に販売しているところがあります。兵马俑直通车と看板にあるところで買えると思います。

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バスの乗車地点

乗車地点を選択できます。

土地勘がないのでどこから乗ればいいのか全然分かりませんでしたが地図で調べて直前までいる場所から行きやすいところを選びました。

選択した場所は、地铁钟楼站D/H口 易俗文化街区东门

地下鉄の钟楼駅は市街地中心部の観光地です。

ただ、この乗車地点、地铁钟楼站D/H口 易俗文化街区东门 では分かりにくくて迷ってしまいました。地下鉄のD/H口を出たところ、ではなく易俗文化街区はすぐたどり着けたものの、東門がどこなのか分からずウロウロして予定のバスに乗り遅れました。でもバスは30分に1本出ているのでまあ大丈夫でしたが。

乗り場は、易俗文化街区にある易俗大剧院という劇場の正面で、通りに面した場所でした。

ネットでこちらの記事を見つけて、なんとか辿り着けました。

地球の歩き方ー市内から兵馬俑の直通バスー

とりあえず易俗大剧院を目指して歩けばわかると思います。

兵马俑直通车 と赤い看板に書いてあり受付をしている人がいました。そこで名前と身分証番号、電話番号を記入して携帯で予約画面を見せればOKでした。片道1人28元です。その場でバスチケットを購入も出来るようでしたが、空き座席がなければ最低30分待つことになります。

帰りのバス乗り場

帰りの直通バスはオレンジ色の看板のバス待合室で待つことになっていました。耳机退还处、つまりガイドのイヤホン返却場にもなっていました。館内からこの待合室まで、かなり遠いです。博物館を出てからここまでの間にたくさんの店が並ぶ通りを歩くことになります。

このようなものが出口までの通りにあるので写真を撮りたくなります。さらに子連れでスムーズに歩けなかったので30分はかかったかな。

乗りたいバスの時間に間に合うよう、余裕を持って出ることをお勧めします!

入場チケットの購入方法

入場チケットの購入方法は2023年時点で以下の方法があります。

  1. 現地窓口購入
  2. 旅行サイトで購入
  3. Wechatの公式ページ(公众号)で購入←オススメ
  4. 旅行会社経由で購入

現地窓口購入

まず、1の現地窓口購入ですが、お勧めできません。兵馬俑は基本的に混雑していると予想されるので事前予約した方がいいです。連休にあたる時は事前購入は必須です。私が行った日は連休の初日で午後はもう当日券はないとのことでした。

旅行サイトでオンライン購入

次に2の旅行サイトでオンライン購入する方法ですが、これも問題ありです。私は中国国内旅行はいつもCtrip(携程)アプリを利用しているので今回も最初はそれで購入しようとしました。

 

 

入場時間帯も選ぶことになっています。

入場チケットと市内からの直通バスのセット券があるので、これがいいなと思ったのですが
購入画面で「身分証番号入力」と出てきて中国身分証以外の選択肢がない!

私は飛行機も電車もホテルも入場チケットもこれまで全て携程で購入していて、パスポートで登録していて問題なかったのですが、中国はコロナ禍の間に身分証番号による実名登録制度を普及させたため、2023年になって中国身分証がないと旅行サイトではチケットなどが購入できなくなっています

時期によるのか政策もコロコロ変わるので中国の身分証提示要求には外国人はかなり振り回されます・・・。

というわけで中国人の学生はこのチケットを購入できたのですが私は買えなくて、学生に飞猪旅行というアプリを教えてもらいました。このアプリでチケットを購入すると淘宝で購入したことになるようなのですが、購入はできました。

ところが、いざ入場しようとすると予約が確認できないと言われました!

入り口ゲートでパスポートを通すのですがその番号でチケット予約していれば通るはずが確認できないと言われ、学生が飞猪旅行に電話して問い合わせてくれましたが旅行会社も

こっちでは手配している、通れないのは兵馬俑側の問題では?

と言い兵馬俑の係員は、

予約が確認できないから通せない

と言い、擦ったもんだで40分くらいやり取りになりました・・・(疲弊)

最終的には旅行会社が私のチケットの手配を再度やり直したら無事反映され、通ることができました。何やねん。この電話と現地係員とのやり取り。今回はたまたま学生と一緒だったから全部やってくれたものの自分でこの交渉するの厳しかったなあ、と思いました。

ちなみにCtripで購入した入場券でこれまでこのような問題が起きたことはありません。さすがグローバル企業、信頼しています。でも今は中国身分証がないと多くのチケットが購入できなくなって残念です。

Wechatの公众号(公式アカウント)で購入←オススメ!

Wechatの公众号ならパスポートでも購入できるようです。もう外国人は旅行サイトではなく観光地の公式アカウント(官方)で購入するしかないものが多いのかもしれません。観光地の入り口にもよくWechatの公式ページのQRコードが掲示してあり、それをスキャンしてチケットを購入するようになっています。事前予約必須でなければ現地でその買い方もありですが、事前購入する場合は公众号で観光地名を入力して検索すれば出てきます。

旅行会社経由で購入

旅行会社経由で購入は、中国語ができない人やWechatがない人など中国在住者ではなく日本や他の国から旅行に来る場合、多くの人がこの方法を利用していると思います。今の中国では言葉の問題だけでなく身分証問題が最大の難関ですので、外国人向けツアーは安心です。

館内ガイドについて

直中バスで途中からガイドが乗ってきて兵馬俑館内のガイドをお勧めしていました。ガイド料(30元くらい)を払えばバスを降りてそのままガイドしてくれるようでした。私はチケットに自動音声ガイドがついていたのでそれを聞こうかと思っていましたが結局子連れでそんな説明をのんびり聞いてる余裕もなかったので聞きませんでした。

ちなみに自動音声ガイドではなく人間がついてきてガイドしてくれるサービスは入場してからもすごい数のガイドさんが待機していて売り込んできます。しつこいので学生が冗談で「日本語できるならいいよ!」と行ったら本当に「日本語でガイドできます。こんにちは!」と日本語で答えたので学生がびっくりしてました(苦笑)

もしかしたら日本語ガイドができる人もいるのかもしれませんね。

ガイドを付けなかった私の感想としては、やはりガイドをつけたほうがいいです。自動音声ガイドでもいいので、説明を聞いた方が意義が出ます。そうじゃないとただ人の形の無数の人形を実際の人間の頭越しに眺めてへえ〜で終わってしまいます(苦笑)。

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