中国での宿泊ガイド:外国人がお得に泊まれるホテルと民泊の選び方
こんにちは、旅行好きの皆さん!この記事では、中国旅行で必ず知っておきたい、外国人が宿泊できるホテルと民泊の選び方についてご紹介します。中国では外国人が宿泊できない宿もあり、事前の情報収集が欠かせません。
中国では外国人が泊まれない宿に注意
まず大前提として、他の国ではあまり考えなくていいことなんですが、中国では外国人が泊まれないホテル・民泊があります。
- 外国人宿泊不可の理由: 中国では外国人を宿泊させるために、宿側が国に申請し資格を取得する必要があります。特に3つ星以下のホテルでは、外国人宿泊不可のものが多いです。また、宿泊OKの宿でもキャンペーン割引が中国本土の人だけ対象となることがあります。
- 予約のポイント: 世界的チェーンホテルや5つ星ホテルなら安心ですが、それ以外の宿泊施設を利用する場合は、外国人宿泊OKかどうかを事前に確認しましょう。Trip.comやAgoda、Booking.comなどの外国人向けホテル予約サイトでは、外国人宿泊可能なホテルのみが掲載されているので安心です。
この「外国人」というのは中国の身分証を持たない人のことを指しているので、中国に何年住んでいようが関係ありません。中国本土の身分証を持っていない人はみんな該当します。
Airbnbが使えない中国で民泊を予約する方法
中国国内旅行での民泊利用の事情も変わりました。私は子ども連れで長期滞在することが多く、民泊が便利ですが、Airbnbは2022年7月をもって中国でのサービスを終了しました。
- 代替の予約サイト: 現在は、美团(Meituan)や途家(Tujia)などがAirbnbに代わる人気の民泊予約サイトとして利用されています。どちらも便利で多くの選択肢があります。
- 外国人宿泊OKの確認: 民泊予約の際には、まず外国人宿泊可能かどうかを確認することが大切です。途家(Tujia)では検索項目に「特殊要求」→「接待外宾」をチェックすることで、外国人宿泊可能な民泊のみ表示されます。
外国人が宿泊可能かどうかを確認する方法
民泊にも外国人お断りのところがあります。
部屋紹介ページに仅限大陆旅客 や 仅限所持大陆身份证、不接受外宾 などと 書いてあれば外国人お断りです。書いていなくても、念のためまずオーナーに「请问你们接受外宾吗?(外籍客人)」などとメッセージを送って外国人受け入れ可能かどうかを確認したら、ページにお断りの記載がなくても断られた宿がいくつもありました。
そのため私はまず宿泊予定日と地域で検索条件に「外宾」という項目があれば必ずチェックして
外国人お断りの宿を外して検索し、検索条件にない場合も気に入った宿が見つかればまずそこを確認してお気に入り登録するようにしています。
2023年”途家民宿“では検索項目に「特殊要求」→「接待外宾」をチェックできるようになっています。ここにチェックを入れておけば外国人宿泊可能な民泊しか表示されません。
メッセージの返信が早くて誠実なオーナーの宿を選ぶ
予約前にはオーナーに外国人受け入れ可能かどうかを確認するメッセージを送り、返信の早さや誠実さをチェックしましょう。返信が早いオーナーは、何かトラブルがあった時にも迅速に対応してくれる可能性が高いです。
中国語ができない人は英語対応可能と書いてあるオーナーの宿を選ぶ方がいいですね。
サイトにオーナーの返答率が記載されています。返答率90%以上、あとはレビューをざっと読んで参考にしています。レビューは必ず目を通します。
民泊選びのコツ
キッチン付きの宿を選ぶ
長期滞在の場合、キッチン付きの宿は非常に便利です。現地の食材を使って料理を楽しむことができ、経済的です。
人気のエリアや駅近物件では安すぎない宿を選ぶ
私は快適に滞在するため、1泊200元(約3800円)〜500元の清潔で広めの部屋を選んでいます。安すぎる宿は、設備が古かったり清潔でない場合があります。オーナーの対応が良くないこともあります。
- 実例: 重慶の人気繁華街で250元の民泊に滞在したとき、部屋が狭く日当たりが悪くてベッドがじめっとしていて不快だったため、連泊予定をキャンセルし、別の宿に移りました。また、成都の中心繁華街「春熙路」近くの230元の部屋は、外観が古く、エアコンがうるさかったものの、部屋自体は快適に過ごせました。
部屋の内装だけはおしゃれに綺麗にしている場合がほとんどなので、ボロさは写真だけではなかなかわかりません。
安すぎるというのは人気エリアにも関わらず200元前後です。(2023.7月現在で3800円程度)
街の中心エリアに宿泊するなら少し高めの部屋にするか、少し離れたエリアに宿泊するのがいいです。交通が発達しているので特に朝早くに行かなければいけない用事があったり、夜電車がなくなる時間まで繁華街で遊ぶつもりなどの理由がなければ繁華街ど真ん中に宿泊する必要もないです。
西寧のチベット文化を思わせるインテリア
窓辺の椅子に座って中庭を眺めながらパソコンをしたり。中庭で太極拳をしている人を見ると中国だなあ〜と感じます。
民泊なら暮らすように旅することができる。
民泊ならではの魅力は、普通のマンションやアパートの1室で地元の暮らしに混ざることができる点にあります。移住の下見や、現地の生活を体感するのに最適です。
- 暮らすように旅する: キッチンがあるので簡単な料理ができ、外卖(デリバリー)も楽しめます。観光だけでなく、近所の散歩や地元のお店に立ち寄って現地の雰囲気を楽しむことができるのも魅力です。
地元の暮らしを体感してみたい方、少しでも安く宿泊したい方は民泊も選択肢に入れるのがオススメです!
まとめ
中国での宿泊を成功させるためには、事前の情報収集が欠かせません。以下のポイントを押さえておけば、快適で安心な滞在が楽しめます。
メッセージでオーナーと事前にやり取り: 外国人受け入れの可否や返信の早さをチェックする。
適切な価格帯の宿を選ぶ: 安すぎない宿を選ぶことで、清潔で快適な滞在を確保。
これらのポイントを参考にして、中国での旅行を思いっきり楽しんでください!
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